2025.12.10
加藤文太郎記念図書館(兵庫県新温泉町浜坂)
2019年の暮れに訪れましたがあいにくの休刊日で、今回はようやくのリベンジ。
図書館にも感激しますが、今回特に感じたのは周辺の街並みの静けさと佇まい。
あじわら(味原)小径とその横を流れるせせらぎ、
浜坂先人記念館 以命亭(旧森家・七釜屋屋)、その前にある井戸(ここから湧き水も流れていました)。
旧家や石垣の街並みと稲作田に挟まれた位置に図書館は立ち、素晴らし空間を醸し出しています。
もう一度ゆっくり街並みを散策に訪ねてみたいものです。
2025.9.28
久慈図書館と三陸鉄道リアス線
三陸鉄道・久慈駅のそばにある駅前観光交流センター(YOMUNOSU)内の久慈市立図書館を訪ねてきました。
YOMUNOSUは、観光案内所と図書館がひとつになった複合施設で、住民の方はもちろん観光等で久慈を訪れた人たちが集い、交流する場所、というだけに1階の観光交流センターでは、久慈市の観光情報やおすすめスポットなどが紹介されているほか、NHKの朝ドラ「あまちゃん」の世界が楽しめました。
加えて、屋上広場や5階の展望室では久慈市内の街並みを展望できます。そして鉄分の濃い方には、三陸鉄道の列車も見下ろすことができる絶好のスポットです。
まさに観光情報の収集や体験、図書館、鉄道の3つを満喫できるおすすめ施設です。
(右写真)2025年12月15日までは『魔女の宅急便』出版40周年を記念した企画展「コリコの町」を開催中。
物語の舞台となった港町がジオラマで表現されていました。
(下の写真)栄子さんのアトリエ(2階)疎開時代の展示を期待して訪ねましたが、HISTORYに山形と千葉に疎開したことが掲載されていた他、千葉でと思われる疎開の写真が1点掲示されているだけでした。
夢やファンターの世界もいいですが、疎開を通じて子供たちに何かを伝える展示や掲示物があっても良いのではと思いました。
嬉しいことに「栄子さんのアトリエ」コーナーにはたくさんの蔵書に紛れて星野道夫の本もありました。
また中学生の頃沢山の作品に触れたJohn Ernst Steinbeckの蔵書もあり(小生の初の出会いは「二十日鼠と人間」(1937年)でした)嬉しくなりました。
同じくライブラリーで見つけた村上康成さんの本(左、同児童文学館にはライブラリーの担当者に調べてもらった所、沢山の村上康成作品がありました。尚、作者別の配列や、自分で蔵書を調べられる器械などが設置されていたらと思いましたが、角野英子さんの希望により、沢山の色んな場所で本と出逢えることを想定し、一般の図書館のような作者別やテーマ別の配置はしていないとのことでした。蔵書の検索もライブラリーの担当の方に調べてもらう形になります)。
当ブログでも村上康成さんを何度か取りあげています。一番のお気に入りの作品「星空キャンプ」や「ようこそ森へ」。そして閉館前に訪れた伊東市の村上康成美術館。
はだしのゲンの絵本版もありました(右)。オリジナル版
小腹が空いたので3階のカフェ・キキ café kikiでオリジナルメニューを。
小生は絵本「小さなおばけシリーズ」に登場するという「チーズかくれんぼカレー」をイメージしたという「かくれんぼカレー」。
つれあいは「おばけのアッチとコロッケとうさん」に登場するオムライス山をイメージしたという「キキライス」をチョイスしました。
今年最初の読書は、リサイクル本にあった「大河の一滴」(五木寛之、幻冬舎、1998年)。
2024.11.20
石川県立図書館
ゴールデンウィークに念願だった秋田国際大学中嶋記念図書館を訪れることができたので、あとは是非、2022年に金沢大学工学部跡地に出来たばかりの石川県立図書館(設計は中嶋記念図書館と同環境デザイン研究所じ)をとの想いが実現しました。
素晴らしい故郷の誇りの一つですね。
2024.6.19
陸前高田市立図書館再び
気仙沼から一旦逆戻りして陸前高田へ。
復興の足取りを確認するためですが、道の駅も連休中とあって想像以上の賑わいが見られました。
目指したのは商業施設などいち早く街のシンボルとして作られた「アバッセたかた」と陸前高田市立図書館です。(2017年に新装オープン)
これまでも3度ほど訪れていますが、ここの図書館の空間が好きです。
秋の産業まつりにも日程があえばまた来たいと思っていますが、、。
2024.5.17
中嶋記念図書館(国際教養大学)
2022年7月に石川県立図書館が新しくオープンした際、その写真を見てあれっ?っと思った方が私同様いたと思います。
秋田の国際教養大学の中嶋記念図書館とそっくりだったからです(竣工2008年)。
どうりで、設計は同じ株式会社環境デザイン研究所(会長・仙田満)となっています。
讀賣新聞2020年2月2日付「よみっと」(ニッポン探訪)に”「最も美しい」図書館”と紹介された記事を見て、是非訪れてみたいと思っていただけに、今回この望みが叶いました。
同記事の中に”『大学の心臓である図書館が、なぜコンビニのように24時間開けないのか』と(法人の設立母体の)県を説得したそうです”とあるように、この図書館は学生なら365日24時間利用が可能です(嬉しいことに学生でない一般人も時間制限はあるものの利用可能)。
また”鉄筋4階建て13億円かけ作られる予定だったものが、県議会などから経費削減や地元の秋田杉の活用を求められ、11億円の木造一部鉄筋コンクリートの2階建て」となったとありピンチをチャンスに転じさせたいきさつなども紹介されていました。
2024.2.20
水戸市立西部図書館
1月の東洋文庫ミュージアムへのきっかけとなりました東京新聞の「司書記者の旅をする本棚」。
2月8日付けでは”ぐるり「知」の円 聖地巡礼へ誘う”として水戸市立西部図書館(開館は1992年)が紹介されていました。
「吉田五十八賞」を受賞した建物だけに、本好きや建築物好きにとっても惹かれる場所です。「円」という空間は本を物色する上でも合理的に巡回できる嬉しい迷宮です。
写真撮影は許可申請で可能としてくれること、市外在住者でも図書カードが作れることもありがたい配慮でした。映画のロケ地としても知られており「水戸市 ロケ地めぐりMAP」というパンフレットも用意されていました。
2021.12.06
『21世紀に生きる君たちへ』
城廻りの師匠は司馬遼太郎を師と仰いでいる。
(友の会の会員)
そんな師匠と岸和田城から飯盛山城址へと向かう道すがら東大阪の司馬遼太郎記念館を訪れました。
坂の上の雲ミュージアム以来の司馬遼太郎記念館となりました。
館内は撮影禁止なのですがその中でも一番小生の目をとめたのが『21世紀に生きる君たちへ』と題した額です。
記念館を後にする際このエッセイを掲載した記念館オリジナル版が販売されていることを知り購入。
久しぶりに子分どもへの書籍発見です。
子分5人全員分は買えないので息子のところの子分と娘のところの子分たちへの2冊を。
エッセイは司馬遼太郎が小学6年生の教科書のために書いたものと(記念館の基調としている文章だそうです)、小学5年生の教科書に掲載された「洪庵のたいまつ」、そして司馬遼太郎の自筆原稿が収録されています。
第1刷印刷は2003年、小生が購入したものは第31刷版。
子供たちへはもちろん、我々大人にとっとも
貴重な(まさに基調とすべし)文です。
ちなみに子分どもは「たいまつ」というものを 聞いたこともないだろうし、むろん見たこともないであろう。
いずれ須賀川の「松明あかし」に引き連れていかねばなるまい。